プログラミング教育義務化
小学校のプログラミング教育義務化が2020年から始まるみたいです。正直な話、別にプログラミングができようとできまいと99%の方の人生に影響ないでしょうし義務化までする必要あるの?とは思いますが、始まってしまうものはしょうがありません準備するしかないです。
まずは文部科学省のプログラミング教育の手引きを読んでおきましょう。中身はどうあれ趣旨くらいは理解しておいた方が良さそうです。軽く斜め読みした感じだと”コンピュータ取り巻く世界になってきたからコンピュータの事を知ろう!あとプログラミングって便利なものがあるから一緒に学んじゃおう!でもでもプログラミング自体をできるようになることが目標じゃないんだよ!論理的思考!ロジカルシンキング!これができるようになることが目標!ScratchっていうVisual言語があるからそれを使って色んな授業に取り込んでみちゃいなよYou!”くらいの感じで書かれてました。小学校の先生たちは混乱するでしょうね。まずは自分で触ってプログラミングの楽しさを体験しよう!みたいなことも書かれてますし。。。。もう事前に取り組んでいる学校もあるみたいですがなかなか苦戦してそう。そもそもわかってない人が教えるってほぼ不可能だと思うんですよね。そんな方へ少しでも助力できればなと思います。
Scratch
こちら日商プログラミング検定(Entry)でも採用されているVisual言語です。wikiを見ると教育用に開発されており見た目的にも楽しくブロックを組み合わせるだけなので簡単に学んでいけそうな雰囲気です。実際軽く触っただけで動くので非常に楽しい感じがします。公式ページはこちら。
正三角形をかいてみる
「プログラミング教育の手引き」の中に正多角形をかく課題があります。事前導入している学校もこちらを試しているところが多いみたいなので私もやってみたいと思います。
とりあえずやってみる!正三角形でもスパッとかいてやりましょう。
前提条件:3辺の長さが全て同じ、角度も全て同じ。
まぁ当たり前ですね。また三角形の内角の和は180度と決まっているので角度も同じってことは以下のように求めることができます。
180 / 3 = 60
よっしゃ簡単や。これでほい。
試してみたプログラム
んんんん。これは。なんか思ったんのと違うのが出てきましたねw
60度回すってのが違うみたい。「全部消すボタン」を使って線を消しましょう。何度も試していくことがプログラミングでは大切だと思います。パッと思いついたことを試して失敗して試して失敗して。最初から角度測ってするのもいいですが、とりあえず試す!がプログラミングにおいては私のモットーです。
では、少し頭を使ってみましょう。多分、今こういう感じなんでしょうね。こうすればいけそう。
今度は綺麗にできました!
さてここからが本題
プログラミングをなぜするのか。何角形だろうといちいち計算したくない!できれば○角形の○を入力したら自動で角度を計算してピシャッと表示してほしい!
さぁ考えてみましょう。
さっきの失敗を踏まえて考えると○角形の角度は次の計算で求められそうな気がします。
360 / ○ = 回転する角度
三角形:360 / 3 = 120
四角形:360 / 4 = 90
試算するといけそう。では○を入力できるように改造してみましょう。ついでに1辺の長さも調整して同じくらいの大きさの多角形ができるようにしましょう。
円周の長さを求める公式を使えばだいたい同じ大きさのものができそうな気がします。
円周を求める公式は「直径 × 3.14」とりあえず直径を100に設定してみましょう。ということで多角形の辺の長さの合計値は100×3.14 = 314になりました。これを○で割れば1辺の長さも動的に変更できそうです。
できたプログラムがこちら
早速動かしてみましょう。まずは三角形から
綺麗にできました。
次は四角形。こちらもうまくいきました。
じゃぁ七角形、十一角形。全然みたことない形ですねw
では、最後に五百角形!ほぼ○ですねwでもこういうのが楽しいんです!
感想
Scratchで多角形かいてみました。思ったよりもサクッとできました。ですが、これで終わりではありません。ここから先がプログラミング教育のもっとも大切なことだと私は思います。例えば数値以外を入力できないようにするとか多角形の角度をキャラクターに言わせてみるとか複数個違う形を一気に出力できるようにするとか。色んな角度からこれが必要かな?とかこれを防ぐにはどうしたらいいだろうか?とか、そういうことを考えることが大事かなぁと思います。今回少し長くなりましたがプログラミング教育の一助となれば幸いです。
連続ブログ更新10日目 文字数1970文字
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